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名古屋での外構づくり④
2018/11/11
「名古屋での外構づくり」について
外構計画の中でも「駐車スペースをどの程度確保するか」というのは重要なポイントとなります。
なぜかと言うと、一般的な住宅の場合敷地の中で占める駐車場スペースの面積は相対的に広くなるからです。
限られた敷地の中で駐車スペースが1台分変わるだけで、外構の印象は大きく変わることになると言えます。
広さに関して少しだけ具体的に見てみましょう。
一般的に普通車の駐車に必要な広さは最低でも「2.5m×5.0m」というのをよく耳にします。最低の寸法ですので実際の感覚としては「ちょっと狭い」という感じでしょうか。
ミニバンクラスで考えますと乗り降りや荷台の荷物の出し入れをスムーズにする場合「3.0m×6.5m」程度あると余裕を感じる広さとなります。
実際には前面道路の広さや通行量、出庫時の視界状況なども考慮して計画をする必要がありますね。
次は駐車スペースを計画する時の基本的な考え方について触れましょう。簡単に説明すると
(確保する駐車スペースの広さ)=(日常使う車の台数分)+(1台~2台分)
というイメージになります。一般的には2台~4台分の駐車スペースを計画する場合がほとんどでしょう。
例えば並列駐車3台分で考えると間口で7.5m~9.0m、奥行で5.0m~6.5m程度の広さが必要となりますね。
これだけの広い面積を占める駐車スペースですので、どのようなデザインにするかで大きく印象が変わります。
写真のようにどちらかと言えば味気のない印象が、コンクリートのデザインに工夫を施すと豊かな印象となり素敵な空間となります。次へ続きます
デザインループ日進本店 岡本